魔法先生ネギま!(31) (少年マガジンコミックス)
赤松 健
講談社 刊
発売日 2010-08-17
働かざる者「言う」べからず 2010-08-18
ネギ達と関わった人々が消滅させられる、偽「明日菜」の正体、魔法世界の「最後の秘密」発覚と怒涛の展開で盛り上がってきているものの、反面裕奈の言動が鼻につく場面が多かったです。
楓が「敵が手出ししてこない内に麻帆良へ帰ろう」と言うと、裕奈が「このまま尻尾巻いて逃げ帰るの!?」と叱責するシーンは、ここだけを見れば立派です。
しかし、裕奈はネギ達の後を追わないという約束を破って魔法世界に来て、再会した友人の亜子とアキラが奴隷にされているのを知っても何のリアクションも無い、フェイト達が放った魔物の襲撃には楓のマントに隠れてただけと魔法世界編になってからこの時点まではネギ達にほとんど貢献していません。
魔法世界編を最初から読んでる者からしたら、裕奈のように「何もしていない者」がこういう発言をするのは失笑ものです...。
他にもフェイトが持っているであろうアイテムを使えば消えた人達を復活させられると聞いて「簡単じゃん!速攻行こうよ!」と危機感ゼロの台詞もありました...。
リアルでも「立派なのは口だけ」なんて人物がいい印象を与えることはないでしょう。
展開上仕方なかったとしても、キャラの魅力を削ぐような描き方になっているのはいただけないです...。
連載でここを読んだ時は、良くも悪くも関係のあったトサカを目の前で消された亜子かアキラがこの台詞を言えばいいと思い修正を期待してましたが、結局そのままだったのでガッカリしました。
魔法先生ネギま!(31) (少年マガジンコミックス) |赤松 健
[PR]アマゾン
トラックバック(1)
トラックバックURL: http://alpha.pa.land.to/x/mt-tb.cgi/117
■「どうなんでしょうか」さん「魔法先生ネギま!(31) (少年マガジンコミックス) 」 >楓が「敵が手出ししてこない内に麻帆良へ帰ろう」 >と... 続きを読む